ホームベーカリーで食パン
いつもの材料を配合し、最後に加えるバターをマーガリンに置き換えました。生地へのなじみが早く生地がしっかりと捏ねられるので、バターを使用したときよりもしっとりとしたパンができあがりました!仕上がりの風味は少しあっさりと優しくなったかな?と感じるぐらいで、バターとほとんど変わりません。
手ごねで菓子パン
乳製品の配合が多いパンの場合、マーガリンを使用すると味はあっさりします。だけど生地が滑らかで食感は軽くてふんわり。マーガリンを使ったパンのおすすめは菓子パン。フィリングを楽しむクリームパンやあんパンは、フィリングの味を引き立たせます。
注意事項!
バターと置き換えても問題なく、なんでも作れるマーガリンですが、ひとつだけ苦手なものがあります。それは冷凍保存ができないこと。バターは冷凍保存できますが、マーガリンは凍らせるとなめらかな組織と風味が失われ、食感が悪くなるため冷凍保存はおすすめできません。
お菓子・パンに使える「油脂」にはどんなものがあるの?
代表的なものとして、4種類の油脂があります。
バター
生乳から分離した脂肪を集めたもの。油脂であるがほとんどの場合多少の乳成分を含み、独特の風味があっておいしいパンを作ることができます。 パンに塗るほか、お菓子・パンづくりの材料として、また調理油としても多く用いられます。
マーガリン
精製した油脂に乳成分・食塩・ビタミン類などを加えて乳化し、練り合わせたもの。原料にバターを添加したコンパウンドタイプもあります。 パンに塗ってそのまま食べるほか、パンやお菓子づくりにかかせない材料として、業務用でも多く用いられています。
ショートニング
植物油または動物性油脂を原料とした食用油脂。パンやお菓子づくりにバターやラードの代用として利用されます。 無味無臭で、製菓に使用すると、さっくりと焼き上がります。揚げ油に使用すると、衣がパリッと仕上がります。
その他のオイル
サラダ油をはじめとする、主に植物由来の油脂。無味無臭のものもある一方、オリーブ油やごま油など、風味を活かした調理用製品もあります。 ピーナッツやアーモンドなど、ナッツから搾取されたものもありそれぞれの風味を楽しめます。
どれを使うとおいしくできる?
それぞれに特性が違うので、うまく使い分けるとおいしく仕上がります。
バター
おすすめレシピ
クロワッサン デニッシュ
ブリオッシュ
乳由来の風味の良さが特徴なので、乳製品の香りや風味を楽しむブリオッシュにおすすめです。またマーガリンに比べてしっかりとした固さがあるので、クロワッサンやデニッシュなど生地と層をなすことでサクサクとした食感を実現するパンには最適です。
マーガリン
おすすめレシピ
食パン 菓子パン
惣菜パン ロールパン
バターと同様に使えますが、食感はふわっと軽く、風味はあっさりと仕上がります。口溶けを楽しみたい食パンや、他の具材の味わいを楽しむ惣菜パン、餡やクリームがメインの菓子パンなどにおすすめ。バターよりも柔らかく、生地になじみやすいのも特徴です。
ショートニング
おすすめレシピ
ベーグル ドーナツ
軽くもろい口当たりに仕上がるのが特徴です。特にドーナツにおすすめ。ドーナツらしいサクッとした食感を与えます。また揚げ油としてお使いいただくと余分な油が染みこまず、あっさりと軽く仕上がります。ベーグルなど引きの強いパンに歯切れの良さを加えたい時にもお使いください。
その他のオイル
おすすめレシピ
フォカッチャ
オイルを使うパンの代表格はピザやフォカッチャ。豊かな香りと風味がプラスされるだけでなく、軽くてのびの良い滑らかな生地になります。生地に練りこむだけでなく、仕上げとして刷毛で表面に塗るのもおすすめ。オイルの香りを存分に楽しむことができます。
コンパウンドマーガリンってどういうもの?
原料にバターを配合して作られたマーガリンです。
独特な風味を持つバターと作業性が良く安価なマーガリン、双方の長所を活かせるよう作られています。 一般にマーガリンは原料のほとんどを植物性・動物性の油脂が占めていますが、バターは生乳が主原料。 マーガリンの原料にバターを添加することで、乳由来の独特な風味を持ちつつ、作業性のよい安価な新素材が仕上がるのです。 マーガリンよりも風味がよく、バターよりも扱いやすいコンパウンドマーガリン。 レシピ上「バター」あるいは「マーガリン」と表記されている、どちらにも同分量で置き換えてお使いいただけます。
トランス脂肪酸について
脂肪酸とは、食品成分の一つである「脂肪」を構成している成分です。
トランス脂肪酸は脂肪酸の一種で、マーガリンやショートニング、菓子の一部などに含まれます。その他に牛肉や乳製品などにも含まれています。
欧米諸国では食品への表示や含有量の規制が行われているケースがあります。
一方、日本の食品安全委員会は、日本人については「諸外国と比較して日本人のトランス脂肪酸の摂取量が少ない食生活からみて、トランス脂肪酸の摂取による健康への影響は小さいと考えられる」との見解を出しています。詳細は食品安全委員会のホームページをご参照ください。
「食品安全委員会( http://www.fsc.go.jp/sonota/transfattyacids1902.html ) 」
健康な毎日を過ごしていただくためには、トランス脂肪酸を減らすことだけにこだわるのではなく、バランスのよい食生活を心がけること、喫煙を控えることや積極的に運動することなども含めた生活習慣全体の見直しをおすすめします。
