北海道産小麦を巡る旅


6月末、「北海道産小麦を巡る旅」に出かけました。
皆さま、小麦にもいろいろな品種があるのをご存じですか?例えばハルユタカ、春よ恋、キタノカオリは、それぞれ違う品種なんです。


春まき小麦と秋まき小麦
小麦には「春まき小麦」、「秋まき小麦」があります。どちらも小麦の栽培方法を指す言葉で、春にまいて夏に収穫するのを「春まき小麦」、一方秋にまいて翌年夏に収穫するのを「秋まき小麦」と言います。「春まき小麦」は「秋まき小麦」にくらべて、病気などの被害も受けやすく、収穫量が少ないのが特徴です。「春まき小麦」の代表的な品種が「はるゆたか」や「春よ恋」。「秋まき小麦」の代表的な品種が「キタノカオリ」です。

 
巡ってきた麦たち

・はるゆたか

トップバッターでご紹介するのは、一番人気の国産強力粉「はるゆたか」。幻の粉と言われ、独特の味わい、風味ともに豊かで、本当においしい強力粉です。成熟期に雨にあたると商品価値がなくなってしまう「穂発芽」や穂がピンク色に染まる「赤かび病」に弱いため、生産が不安定で、育てるのが大変難しい小麦なのだそう。一時期はなくなってしまう!とまで言われた小麦です。北海道江別市で育つ「はるゆたか」に会ってきました。












春よ恋
はるゆたかの後継種と言われる「春よ恋」。「はるゆたか」にアメリカのパン用品種を交配して育成された品種だそうです。「はるゆたか」の欠点である穂発芽の弱さ、赤かび病が改善され、しっとりあっさりして品質も良いので、今では「はるゆたか」を大きく上回る出荷なのだそうです。北海道美瑛町で育つ「春よ恋」に会ってきました。














・ライ麦

小麦よりも育てやすい「ライ麦」。ぐんと背が高く、シュッとしているのが特徴です。大雪山の麓ですくすくと育つ「ライ麦」に会ってきました。